お世話になっております。えごま油の「野内農園」です。農園では植え付け作業を行っています。トラクターで土をフカフカに耕して、畝を立て、えごま植えつけます。まっさらだった景色が、ピシッと整ったようで気持ちがいい瞬間です。こちらの畑は広さが３０００平米あります。植え付けに２日かかりましたが、終わった後の達成感は他では味わえないものがあります。いよいよ梅雨の季節です。水分と、土中の栄養をたっぷり吸収して、ぐんぐん成長していきます。雑草に負けないよう、土寄せをして、間も無く摘芯の作業をむかえます。摘芯はえごまがたくさんの穂をつけるよう葉の先端を切る作業です。一見、成長を阻害するような行為ですが、上へ上へと伸び続けようとするところを脇芽を増やし横へ広がるよう促します。この作業、何と全て手作業です。一株一株はさみでチョキンとやるしかありません。ですが、きちんとえごまと接せることで、健康状態のチェックができます。病気や害虫に犯されていないか、自分の目で確認することが大切です。丁寧な作業を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
