お世話になっております。えごま油の「野内農園」です。農園ではえごまの植付作業が始まりました。大きくなったえごまの苗は、頼もしい姿で「早く畑に植えて！」と言っているように感じます。まずは、中生（なかて）の品種を植えました。このあと、野内農園メインの晩生（おくて）の品種を植えていきます。１日に３回以上の、水やりのほか様々な管理作業で接していた苗は畑に植えたとたんに自立をしてもらいます。水は自らの力で土中の水分や朝晩の露などを根をのばして吸収し、日中日照りが続き高温であろうとも大抵の場合は放任します。中には上手く根を伸ばす前に枯れてしまうことや、成長する前に害虫にチョキンと切り倒される苗もあります。そういった姿を見るのはつらいですが、強くて立派なえごまに育ってほしいので少し厳しいやり方ですが心を鬼にして。梅雨に入り降っては止んでを繰り返す天気に入ると、しっかり根を伸ばし茎も葉も大人の大きさになっていきます。心配では心配で仕方ないですが、よいえごまに成長してもらいたいので見守ります。
