お世話になっております。えごま油の「野内農園」です。お客様から「えごま油が美味しい」とご連絡を頂きました。そんなふうに言ってもらえると、ていねいに作ったかいがありますし苦労も吹き飛びます。よく聞く話で「えごま油は身体にいいらしいが、生臭いから続かない…」などの情報がありますので、年に数回ですが市販品を買って味見してみます商品名は書きませんが確かにこれはどうだろうか、身体によいと書いてあるが本当に良いか疑いたくなるような不味いものが…でも、自分でえごまを栽培して仕上げてなかったら「えごま油とはこういう味なんだろう」と思っていたはずです。きっとどんな分野にも品質を追求した本物と、利益を追求したものがあるはず。どうか、健康や美容のためにえごま油を使うなら本物を手に入れて頂きたいと思います。
先日、商工会議所主催のセミナーに参加してきました。マーケティングが主題でしたが、バイヤーさん目線の面白い話をたくさん聞けました。中でも味覚表現の重要さについて、基本的には「美味しい＝甘い」が成立するとの説明がありました。我が家の娘５才も甘いものが大好きです。私は甘すぎてすぐに食べ飽きてしまいますが「わた菓子」と「オレンジジュース」の組み合わせが最高だと教えてくれます。テレビ番組では畑から収穫したばかりの野菜をかぶりとかじり、レポーターさんが「甘くて美味しいと！！」表現することが多々あります。人間の味覚の奥深いところにあるものなんでしょうか。バレンタインチョコなんて、食べる前から「甘くて美味しいんだろうなぁ～」とほっこりします。えごま油も心から欲する味覚のひとつになってほしいと願いつつ、ていねいな仕事を続けてまいります。どうぞよろしくお願いします。
