お世話になっております。えごま油の「野内農園」です。先週「えごま油粕」を使った有機肥料の仕込をし、数日が経ち徐々に変化が出てきました。
まずは、温度がぐんぐん上がり５０～６０度になっています。まんべんなく発酵させるために、攪拌すると…湯気がもわっと出てきます。普段入る、お風呂の温度が４０度付近ですから、そうとう熱い状態なのが想像できますでしょうか。そして、えごま油粕のつぶつぶとした見た目だったものが分解され、山土やおがくずと混ざっているように見えます。約１ヶ月このような発酵を続けた後、成分の安定した肥料として使える状態になります。微生物が確実にお仕事をしてるのが実感できます。
さて、１月１１日に放送されたＮＨＫスペシャル食の起源「人類を救う命のあぶら」という番組をご覧になりましたか？見逃した方は、ダイジェスト版がＮＨＫのホームページから視聴できますのでぜひご覧下さい。内容はえごま油を中心に…というわけではありませんでしたが、オメガ３を意識的に習慣的に摂取することは、現代人の食生活では必要不可欠ということが説明されています。えごま油が、一時のブームで取り上げられる健康食品ではなく、人類にとって常時必要な油脂栄養であるということを認識して頂くチャンスです。テーブルスパイスのような感覚で、食事のたびにえごま油をテーブルにおいていろんな食材にかけて食べる習慣を。そして、えごま油の購入は信頼できる生産者から通販でお買い求めください。
