お世話になっております。えごま油の「野内農園」です。「えごま油粕」を使った有機肥料づくりをスタートしました。どんな材料を使った肥料なのか、きちんと説明できる安心の素材でえごまを栽培したいというのが目的です。
えごま油粕(私が栽培したえごまの実から油を搾り、残った粕)
豚糞堆肥 (近隣の養豚場から。オガクズが主成分で、微生物発酵が十分に進み無臭のものです。)
山土(真砂土、木の根元あたりから採掘しました。さらさらとした土です)
これらを、何層にもうすく重ねては混ぜて、水分調整をし微生物の力を借りて発酵します。今回は玄米アミノ酸液体(株式会社ライフメールさんの発酵促進剤)を使い、微生物の働きのサポートを促しています。仕込んですぐにわかった特徴は、とても良い香りがするということ。とても肥料とは思えないものです。作業はハウス内で行いましたが、えごま油粕は穀類をすりつぶしたような香ばしさと、玄米アミノ酸液体の化粧水のようなフレッシュな香りでとても良い気分です。
この肥料、えごま栽培にももちろん使う予定ですが、お米作りにも試してみようと思います。指導員さんによれば、化学肥料だけで栽培したお米とは違う、味わい深いものになるとのことで..今から仕上がりが楽しみです。
発酵過程もお伝えしてまいります。どうぞよろしくお願いします。